【ロールケーキ】別立て共立てどっちがいいの?

こんにちは!
「お菓子作りアドバイザー」&
「開業コンサルタント」をしています

パティシエの田口です(^^)

 

 

今日はですね前日いただいた
ご質問についてお答えしたいと思うのですが

今日のテーマは

『ロールケーキは別立てと
共立て、どちらがいいの?』

 

についてお話ししていきたいと
思います!

 

この生地を読む事で
別立て共立てそれぞれの『特徴』

『おいしく作るためのポイント』
が分かりますので
ぜひとも最後までご覧くださいね(^^)

 

また、今日お伝えする内容を
動画で見る場合は
こちらからご覧ください!
↓ ↓ ↓

 

 

それでは!

内容に入っていきたいと思います!

目次

先生はどっちがおすすめですか?

これは私の個人的な意見にはなりますが
私は『別立て』の方をおすすめしています!

 

この後にも説明しますが
別立ての食べ口の方が個人的に
好みであり、クリームの
巻きやすさ等もあるためです。

 

私はこれまで2つのケーキ店を
経営してきてそのうちの1店舗は

ロールケーキに特化した
お店をやっていました。

その時もすべて
ロールケーキは『別立て』
で作っていましたよ(^^)

 

別立て・共立てそれぞれの特徴

それでは次に『別立て』と『共立て』
それぞれの特徴について
お話ししていきたいと思います!

 

『別立て』ロールケーキの特徴

まず別立てロールケーキの特徴は

「ふわっふわな
ロールケーキが焼ける」

というのがまずあります。

 

 

それ以外には

軽い生地の為「あっさり」と
食べることができ生クリームなど
を巻くにはぴったりですね!

これは私がやっていたお店
看板商品のロールケーキです(^^)

ふわふわでしっとりした生地なので
シンプルな生クリームとの
相性がバツグンです!

 

それと別立ての場合は
ふわふわした生地になるので
「巻きやすい」というのも

特徴になります

 

共立てだと、ロールした時に
割れやすいのに比べ

別立ての方が生地自体が
柔らかいので割れにくく、
巻きやすくなるのです(^^)

 

『共立て』ロールケーキの特徴

次に共立ての特徴ですね。

 

共立ては「濃厚に食べたい時」
おすすめの生地になります。

これは生地自体が
別立てより少し
ずっしりした感じになるので

 

例えばチョコレートクリーム
を巻いたロールケーキだったり

 

クリスマスの
「ブッシュドノエル」も
この共立ての方がおすすめですね!

 

そしてこのブッシュドノエルに
する時には共立ての方が

生地自体に強度があるので
ブッシュドノエルのように
上に切ったロールを乗せたりするのにも

対応できるということになります。

 

 

あとは共立ては
配合にバターなどを使うことがあるので

そういった意味でも
初めにお話しした

「濃厚」な食べ口になり
食べ応えのあるロールケーキに
なりますね(^^)

 

 

 

美味しく作る為の『コツ』

それでは次に
それぞれのロールケーキを

『美味しく作るためのポイント』
お伝えしていきたいと思います!

『別立て』ロールケーキの場合

別立てロールケーキの場合は
なんといっても「メレンゲ」
重要になってきます。

メレンゲがきめ細かく
しっかり作れていることで

仕上がりの良し悪しに
大きく影響してきますので

良いメレンゲ作りを
意識してみてくださいね

 

それともう一つは
『焼き方』についてです。

別立てロールケーキは
メレンゲをつくり
フワッとした生地にするので
厚みがでます。

このように
厚みのある生地を焼く時は

『低温でじっくり』
焼くようにします。

焼き時間は生地量によって
ことなりますが、温度帯は
『160℃くらい』で焼いていくと
いいですね(^^)

 

 

『共立て』ロールケーキの場合

さて、次は共立てですね。

共立てはそもそもなんですが
配合に注意していただきたいです。

共立てロールケーキは
スポンジケーキの配合をそのまま
使うことが多いのですが

これだと粉の量が多すぎて
それこそ巻いた時にとても
割れやすい生地になってしまいます。

 

なのでもしもお手持ちのレシピ が
スポンジケーキと同じ粉の割合
だった場合は粉の量を
『1割』減らしてください

こうすることによって
少し軽めの生地になり
巻いた時も割れづらくなります。

 

そして次に
こちらも焼き方にポイントが
ありますね。

 

共立てロールケーキは
別立てとは逆に薄めの生地に
なるかと思います。

これは薄めの生地の場合ですが

今度は『高温でサッと』
焼くようにしてください。

温度帯でいうと
190~200℃くらいで焼くようにしましょう。

 

そうすることで
水分が抜けてしまうのを防いで
しっとりした食べ口になり

また、しっとりしているので
巻きやすいロールケーキに
することができます。

 

※ちなみにもしもこの共立ても
別立てくらいの厚みのある生地に
なるようなら、

その時は別立ての生地を焼く時のように
低温でじっくり焼くようにしてくださいね!

 

最後に

はい!それでは以上で

それぞれのロールケーキの
『特『美味しく作るポイント』

についてお話ししてきました
この記事が為になったら幸いです(^^)

 

またロールケーキ種類は
あなたのお好みで!

今日お伝えした『作り方のポイント』に
注意しながら作ってみてくださいね!

 

それではまた!



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この記事を書いた人

田口守お菓子教室代表

お店で愛され続けた

「どこか優しくて美味しい*愛されお菓子」の作り方を

パティシエ27年、店舗経営16年で培った経験をもとに伝えている。



これまで開催したレッスンは200回以上

多くの生徒さんの悩みを解消し・楽しいお菓子作りへと導いている。

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