あなたは誰の為にケーキを作りますか?

こんにちは、田口守です。

先日私が経営するケーキ屋でこんなことがありました。

10時オープンと同時に1人の男性が他のお客様にまぎれて入ってきました。

商品を見るでもなく、ただ立ち尽くしているその男性はパッと見65歳くらいで立っているのもつらそうに右手には杖。

普段は接客はしない私ですが、気になって男性に近寄っていくと緊張した面持ちで開口一番

「お菓子教室の申し込みをしたいのですが。」

とその方は言ってきました。

お菓子教室の生徒さんと言えば95%が女性の方で今までに3人の男性の生徒さんもいましたが、皆さん30代の方だったのでその男性に「申し込みしたいのですが」と言われ私はちょっと面食らってしまいました。

 

緊張気味の男性の話を聞いていくと「孫の為にケーキを作ってあげたいんです」

続けて「でも今までお菓子どころか料理も作ったことがないんです。」と不安そう。

「それと足が悪くて杖をついていないと、、、」またまた不安そうなその男性。

私は「大丈夫ですよ、椅子に座って受講してもいいですから。」と男性を励ますかのように明るく対応しました。

 

私も経験したことがあるのですが、初めての事にチャレンジするのは怖いし不安ですよね。

でも、その一歩を踏み出したことで見える世界が全く変わってくるんです。

この男性も今までお菓子作りどころか料理作りも全くやったことがない、しかも足にハンディを抱えていらっしゃる。

きっとものすごく不安だったに違いありません。

それでも孫の為にケーキを作ってあげたいという、その気持ちが勇気へと変わりお菓子教室へと足を向かわせたのでしょうね。

この勇気の行動がきっと孫の今までに見たことのない笑顔となって男性に返ってくることでしょう。

 

あなたは誰の為にケーキを作りますか?

その気持ちがあなたのモチベーションとなるでしょうね^^

 

最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

田口守お菓子教室代表

お店で愛され続けた

「どこか優しくて美味しい*愛されお菓子」の作り方を

パティシエ27年、店舗経営16年で培った経験をもとに伝えている。



これまで開催したレッスンは200回以上

多くの生徒さんの悩みを解消し・楽しいお菓子作りへと導いている。

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